自己組織化プロジェクトの育て方

 オリジナルTRPGルールを作るに当たって『プロジェクト』として扱う概念は、より“一般的”で“妥当”なものだろうか? と考えてみたり。
 作成にかかわる人間が増えれば、その集まりは『組織』となるわけだし。
 その『組織』は『目的*1』を達成しなくてはならない。*2
 『目的』を『遊べるものを作ること』ってことにしたとすると、『組織』に参加した人間は『作る人』なわけだよなぁ。
 でも『目的』に到達するための方法論なんて参加者それぞれ違うわけだよね。*3
 参加者がそれぞれの“方法論”に拠って作ったモノを集めて、均等に混ぜ合わせたら、どんなモノになるンでしょうね。

たとえばの話

  1. TRPGを作ることにした。お題は『ファンタジー』。
  2. 出来上がるモノの性能は『ユーザーが簡単で楽しくTRPGの裾野を広げて一番普及して歴史に名を残すモノ』。
  3. 作成するために名乗りをあげたのは、『D&Dが好きな言い出しっぺ』の他に『BRPSのルーンクエストが好きな者』と『ソードワールドRPGが好きな者』。*4

ここで、問題。

 このグループが『組織』として行動“しない”で、上記のオリジナルなTRPGを作ることができるか?*5

 ……ここまで書いてすでに『無理』とか自分でおもうのはチキン*6すぎますか?


 ここでやっと題名のネタになるわけですが。
 「かってに自己組織化をはじめる」なんてのは虫が良すぎる話なので、こんなコラムが書かれるわけで。
 やっぱり、最低でも進行管理できる人間って必要だよな。
 という、なんの面白味もないハナシ。

*1:この場合『遊べるものを作ること』ってとこか。

*2:結果として成否は問わない。ってことにしておこう。無論成功させるためにこんなこと考えてるわけで。

*3:偶然合致した場合を除く。っつーか奇跡みたいなモンだろそれ。

*4:言い出しっぺが居ないパターンってあるのかな?

*5:例示については特に含みはなく、単なる例示なので。ごめん! スルーして!

*6:臆病者、腰抜けという意味を表すスラング